File No.0033

ENZO
FERRARI

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、フジミ、レベル(以下、同)。



ボディ後部。
タミヤのを比べるのもなんですが・・・。



スケールで比較。
上よりタミヤ、フジミ、レベル(以下、同)
タミヤのWB短けっ!と、ならないように(笑)。
ボディの分割は3社3様ですねー。
再現度もありますが。

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 195.9mm
全幅 : 84.3mm
全高 : 47.8mm
WB : 110.4mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA FUJIMI REVELL
ボンネット長 44.6mm 44.6mm 43.6mm
フロント幅 80.7mm 80.7mm 80.8mm
ドア長 47.7mm 47.5mm 48.1mm
リヤ幅 83.9mm 83.6mm 84.0mm
各キットの分割方法が違うので、適当に割り振って測定。

ボンネット長:実際開く部分で先端よりウィンドウ中央部付近まで。
フロント幅:フロントホイールアーチ頂点付近。
ドア長:ドア凸部のプレスラインを直線的に。
リヤ幅:リヤカウルホイールアーチ頂点付近。
で、それぞれ測定。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
ここら辺は、同じ様ですね。
ライト内側にあるアウトレット部分の処理方法が違ってますね。


で、その拡大図と裏側。
タミヤとフジミには裏側に他の部品が付きます。
レベルはネットのみで、タミヤ・フジミにはネットなし。
タミヤには部品の位置固定のリブがありますが、
フジミは無いです(ちゃんと合うかですね)。
ちなみに、フジミにある丸中空ボスはシャーシ取り付けの為です。
しかし、表面がヒケています(細くしてとか対策した感じですが)・・・。



これが、内側に付く部品。
部品の内側はボディ色となりますが、
フジミのはいつもの様に黒成形だし。
(ランナーの部品配置により同じ方向で撮影しませんでした・・・。)



メッシュの大きさ。
上:フジミ。他のもメッシュの大きさは変わらない。
下左:タミヤ。メッシュの大きさでは一番小さい。
下右:レベル。中間程度ね。



ライト部分。
共に、クリヤー系のパーツが付きますが、
レベルのみヘッドライト脇のが凸のみの再現。



その、クリヤー部品。
(左上下タミヤ、中央上下フジミ、右上下レベル)
タミヤのみウィンカー部品がオレンジ着色されている。
タミヤ、フジミにはヘッドライト脇のランプが再現されている。



ヘッドライトカバー。
タミヤのみ、部分的に表面処理がある。



フロントサイド部。
タミヤ、フジミはボディ裏より着色された部品をつける。
レベルのみ、表面からで、ウィンカーはボディと一体。



サイドミラー。
タミヤとレベルはドライバー側のミラーが長くなっているが、
フジミノは同じ様な長さです(仕様が違うのか?)。
また、フジミのには、すでにバリ発生・・・。



フロントノーズ。
各社ともボディとは別部品となっている。
フジミのみ、下部の部分がフェンダー部分の所まで一体となっている。
実車も、ココは分割されていない感じ。



ドア部分。
タミヤは開閉するので別部品。
フジミ、レベルは開閉しない。
また、タミヤとレベルは上下するウィンドウがない。
タミヤは開閉時の指を掛ける為。
また、タミヤとレベルは外よりハメる。



リヤカウル。
タミヤ、レベルが開閉式となる。



リヤカウルのウィンドウ。
見た目で縦横比の違いが判りますね。
さて、早速検証!
つーても、測定だけですが。

TAMIYA FUJIMI REVELL
長さ(中央部) 50.1mm 50.6mm 50.3mm
幅(上部) 41.4mm 41.3mm 41.0mm
と、ある意味「期待はずれ」な感もあるが、
まあ、そこそこ同じなんですね。
錯覚?撮影の違いかな。




リヤバンパー。
タミヤが単体部品となっている。
テールランプの処理方法が相違ありますね。



テールランプ部品。
タミヤは赤い丸の部分と上部の円柱部分が分かれている。
さらに、赤丸中央部に透明パーツとオレンジパーツが組み込まれる様になっている。
フジミは赤成形一色のみ(塗り分けどーすんねん!)。
レベルも赤成形一色だが、丸い部分と円柱部分が分かれている。、
さらに、円柱部分は完全に円柱形状になっている。
円柱と言っても、円錐に近いですが。



リヤカウル後部。
可変式のスポイラーがある所。
タミヤとレベルは別部品となっている。
さらに、レベルは両脇のヒンジにより可動式になっている。
タミヤは部品加工により選択式。
また、レベルのみ”FERRARI”のロゴがモールドされている。



次へ(其の弐)



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