File No.0072

TOYOTA
S800

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:フジミ、右:ニチモ(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
上:フジミ、下:ニチモ(以下、同)。



上面。
上から見るとわかりますが、ニチモの方が、幅が大きめです。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 149.2mm
全幅 : 61.0mm
全高 : 48.9mm
WB : 83.3mm


半分合成。
長さを合わせて、部分部分の比率を見る。
ニチモはボンネットが短めで、室内部分が長めなのがわかりますね。


重ねると・・・。
フジミが上だと、ピラー途中で止まりますが、
ニチモが上ですと、ピラー部分はすっぽり入ってしまう。

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
FUJIMI NICHIMO
全 長 145mm 147mm
全 幅 60.7mm 64.1mm
(W B) 83mm 83mm
全長は、ボディのみ。
全幅は、リヤフェンダー部分で。
WBはホイールアーチ頂点で目測。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
フジミはエンジン再現の為、ボンネットが開けやすい様になってます。開閉の機構(ヒンジ)等は無し。
ボンネット左右にあるアウトレット部分の幅が結構違ってますね。
凸の数は同じでした。


その拡大図。
スリットの数は14本。
実車も14本でした。


フロント。
ヘッドライト部分、ニチモは開口されている。


ヘッドライト。
フジミは、リフレクター(+レンズ模様)とカバー。
ニチモはリフレクターとレンズ、カバーとなっている。
ニチモのカバーは厚めのモールドでいわゆる「牛便の底」状態な感じ。


フロント下部。
U字の大きさは、フジミが大きめ。


グリル。
上の2つが後期型用となり、
下のは前期型用となる(部品はフジミのみ)。


ボンネットエンブレム。
フジミは凸のモールドでその上にデカールとなる。
前後で色が違う。
ニチモは前後共、エンブレムの文字等が、モールドされている。
レッツ!塗り分け!!となる。


ボンネットの開閉ヒンジ。
ボンネットとリヤのトランクは外ヒンジとなっているので、
それぞれ、ボディには凹みが有り、ヒンジ部品がある。
フジミの方が、小さめです。


フェンダー上部の、ウィンカー。
フジミは本体と光る部分が別に部品がある。
ニチモはボディと一体となっているので、塗り分け。


ワイパープレート?にある左右に2列のスリット。
スリット数は同じですが、フジミの方がやや大きめです。


ワイパー。
フジミが横割りで、ニチモは上下割りです。


ウィンドウ枠。
フジミの方が細目です。


フロントフェンダーのウィンカー。
フジミはクリヤーパーツで、ニチモは黒成形。


フェンダーミラー。
共に、ミラー面とステーが別部品となっている。
フジミのには、ミラー面に「縁」がある。


ルーフ。
共に、タルガトップの部品として、ボディとは別になっている。
フジミはグレー成形、ニチモは黒成形となっている。


ドアノブ。
フジミのには、キーシリンダーが無い。
ニチモは有るが、凸となっている。
ノブの後ろにある四角い枠は、
実車(右画像)では穴になっている。


後部ピラーにあるインレット。
フジミはボディと一体で、ニチモは別部品となっている。


後部トランク。
フジミはこちらも開閉を考慮し切り離し安くしている。
エンブレムはフロントと同じ。


給油口。
フジミが若干大きめ。


後部。
ニチモはナンバー灯が一体となっている。


フジミは別にあり、前期型に対応可能。


テールランプ。
フジミは上下分割されている。
ニチモは一体。
共に枠はメッキ処理されているが、ニチモには突きだしピンの凸丸がある(目立ちそう?)。


リヤ下部。
ナンバープレート設置部分の凹み形状に相違ありますね。


バンパー(オーバーライダー状の)。
共にゴムの部分まで一体のメッキ部品です。
フジミは横割りで片面に突きだしピンの跡が有る。
ニチモは前後割りで、表面状には分割ラインが無いけど。
ともに、ゲートが部品表面側にあり、側面のヒケもある・・・。



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