File No.0031

BMW
M635SCi

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、フジミ、アカデミー、モノグラム(以下、同)。


ボディ後部。


スケールで比較。
上段:タミヤ、アカデミー、下段:フジミ、モノグラム(以下、同)
フロントのホイールアーチ後端で”40”の目盛りを合わせてます。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 198.1mm
全幅 : 71.9mm
全高 : 51.4mm
WB : 109.4mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA FUJIMI ACADEMY MONOGRAM
全 長 194mm 191mm 191mm 187mm
全 幅 74.4mm 75.6mm 73.4mm 73.3mm
(W B) 109mm 109mm 108mm 109mm
幅2 62.4mm 63.3mm 62.3mm 61.7mm
幅3 67.0mm 67.0mm 66.5mm 66.7mm

全長はバンパーを含まず、ノーズ先端よりリヤ端面までを測定。
モノグラムのみトランク後端で測定。

全幅は、モノグラムにはオーバーフェンダーが無い分狭い。

幅2はボンネット開口部運転席側、幅3はBピラー根元、でそれぞれ測定。

さて、ボディ関係の細部を観察。


フロントマスク。
タミヤとアカデミーは似たような感じで、
フジミは細分化されて、モノグラムは全体的に別部品となってます。
グリルのスリットは、モノグラム以外開口されています。
スリットの数は、全社同じ。


フロントマスク下部。
モノグラムは”M”シリーズでないので、形状が違う。
中央の開口部、タミヤは細め、アカデミーは若干幅があり、
フジミはさらに幅が広く中央で分割されています。

追記(2007/11/25):
モノグラムのキットは前期型らしく各所に違いがあるようです。



ノーズ上部。
BMWのマークがある部分ですが、タミヤとアカデミーは似たような感じ。
フジミとモノグラムは細長い。
タミヤとモノグラムには、”BMW”の凸モールドがある。
フジミはデカール対応。
アカデミーは丸に十字のみ。


ボンネット。
モノグラムには”ウォッシャーノズル”の凸が無いです。
後部スリットはモノグラム以外開口されています。
スリット穴の数、タミヤが15個、アカデミー16個、
フジミ14個、モノグラム(開いていれば)17個。
各社とも微妙に数が・・・。
で、実車は??


エンジンルーム後部。
フジミ以外は、ボディと一体。
フジミは小物が別部品となっています。


ボディ側面。
フジミが比較的窓の高さが小さい。
モノグラムはBピラーの傾きが大きい。


右リヤフェンダー部分。
給油口の形状、若干の位置に相違がありますね。
全社、指を引っかける凸はある。


トランク形状。
フジミ以外、ボディと一体。
タミヤ、アカデミーはフロントと同じ様な、BMWのマークが。
また、右側には”M”のマークもある。


フジミのトランク。
マーク等はデカール対応。


リヤスポイラー。
各社トランクにつけるようになっています。
タミヤ、アカデミーは同じ様な形状ですね。
フジミは金型抜き方向が異なる。
モノグラムは大きめで、BMWマークや635SCiのモールドがされている。




次へ(其の弐)



もどる。