File No.0021

NISSAN
SILVIA K’s
(S13)

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、フジミ、アオシマ(以下、同)。


ボディ後部。


スケールで比較。
上よりタミヤ、フジミ、アオシマ(以下、同)
フロントのホイールアーチ後端で”50”の目盛りを合わせてみると、
リヤのアーチ前端の寸法が明らかにアオシマのみ長く見えます。

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 186.3mm
全幅 : 70.4mm
全高 : 53.8mm
WB : 103.1mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA FUJIMI AOSHIMA
全 長 184mm 185mm
全 幅 72.9mm 73.1mm 72.1mm
(W B) 71.8mm 71.0mm 73.2mm
全長はアオシマがバンパー別体なので未測定。
WBはホイールアーチ内寸で測定。
アオシマのがやはり長いですね。

ちなみに、S15シルビアのWBは2525mmで24分の1換算で、105.2mm
S13と約2mm違いますよ。

さて、ボディ関係の細部を観察。

ボンネット。
タミヤには”ウォッシャーノズル”の凸が無いです。
アオシマにはかなり小さい突起があります。
中央の出っ張り具合はアオシマのが比較的に大人しい感じがし、
タミヤのが比較的ハッキリしています。
大きさは、フジミが若干前後に短く、幅が大きい。


フロントバンパー&ライト部分。
タミヤは全て一体で、フジミはバンパー下部が別、アオシマはバラバラ(笑)。
ライト部分、タミヤは平面のみ、フジミは角目4灯のような形状、
アオシマはプロジェクターと角目4灯両方のパーツがある。


ヘッドライトパーツ。
上段左タミヤ、上段中央と右フジミ、下段はアオシマ。
タミヤはプロジェクターのみ、フジミとアオシマはプロジェクターと角目4灯と両方ある。
アオシマのみ、プロジェクター3連のレンズ部分のパーツ、メッキパーツある。


ヘッドライト中央部。
”SILVIA”のロゴがある部分で、要はフロントグリル部分。
タミヤとフジミはライト部分と一体。
アオシマのみ分割されている。


ドア部分。
ドアノブの位置に差がありますね。特にタミヤは下寄りですね。
ウィンドウ上部の曲面感じがフジミは比較的丸く、
タミヤは緩い曲線、アオシマは直線的になってますね。
ドア長さ(ドアノブライン):タミヤ52.5mm、フジミ52mm、アオシマ53.5mm。


その、ドアノブ拡大。
タミヤ、アオシマは比較的ハッキリしています。
また、タミヤは指を入れるトコロが深くなってます。


リヤ側面部。
Cピラーがアオシマは細目です。
窓縁の幅はアオシマが太め。
フジミのはウィンドウの縦幅が狭いですね。
グレードのエンブレムが付く場所には、
タミヤ、フジミは楕円の凸形状がありますが、アオシマには無い。
給油口の形状、位置は似たような感じですが、フジミのは少々スジが浅め。

ドア後端よりホイールアーチの長さ(黒のモールが入るトコロ)。
タミヤ14.5mm。フジミ14.5mm、アオシマ15.5mm。
アオシマのWB2mm長いのはドアとドアtoホイールアーチの間で
それぞれ1mmずつ調整している感じですね。


リヤ部。
アオシマのみ、バンパーが別部品となる。
フジミのみ、トランクのマーク凸がある。


テールランプ部。
上段左タミヤ、上段右フジミ。
下段アオシマ。
アオシマは色プラとなる。






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