File No.0068

RENAULT

TURBO

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:タミヤ、右:エレール(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
リヤ部分の、傾斜具合に結構差がありますね。


上面。


半分ずつ合成。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 140.2mm
全幅 :  72.9mm
全高 :  55.2mm
WB  : 101.2mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA HELLER
(全長) 139.6mm 141.9mm
全幅(前) 66.1mm 66.2mm
全幅(後) 73.4mm 72.2mm
(全長)は、エレールで可能な前後のフェンダー部分で計測。
全幅(前)(後)は、共にフェンダーの部分です。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
タミヤはモーターライズ。エレールはボンネット別部品で、内部を再現している。
上面のアウトレット形状に相違が見られます。


フロント。
タミヤは以前の仕様でのムギ球設置可能状態となる。
エレールは、前部分(バンパー、ライト、グリル)が別部品となっている。


グリル。
タミヤはグリル部分は単体となっている。
エレールは先のバンパー部品と一体。


ヘッドライト。
タミヤは左右で繋がっている。
エレールは、左右単体で、取り付け用のボスがある(多少表面がヒケている)。



フロントウィンドウ。
タミヤ方は角のR具合が小さい。
エレールはワイパー一体。


ウィンドウのクリヤーパーツは、
タミヤは4面とも一体。
エレールは、ドア部分は全開状態、リヤは別部品となっている(下記参照)。



フロントフェンダー。
タミヤは後ろ狭まりで、エレールは前側が若干狭い感じも。



ドア。
タミヤは一体、エレールは開閉の為、別部品。


ドアノブ。
タミヤは大きめ、エレールは小さめ。



サイドミラー。
タミヤは左に1個のみ。
エレールは左右あり。
共に形状の相違がありますね。



ドア後部にある、インレット部分。
タミヤの方が網目が大きいが、立体的。
エレールは表面に網目のモールドあるのみ。


左リヤフェンダー上部にある、インレット部分。
ともに、金型成形上、抜けられる形状をしている。


右リヤフェンダーの給油口。
タミヤの方が、若干後ろにずれている。
また、キャップを別部品としている。


Cピラー。
テールランプ上にある、アウトレット?部分。
タミヤは太い枠で囲まれている。
エレールは、薄めの凸モールドで再現している・
また、下部に分割ラインが・・・。


リヤテールランプ部分。
タミヤは、ランプ部分をクリヤーパーツで別部品。
エレールは一体。
また、ランプ外側にある、アウトレット?も、
タミヤは立体感ありで、エレールは凹み部分に凸ラインがあるのみ。


リヤ部分。
左上のみタミヤで、他はエレール。
タミヤは全体的に一体。
エレールはリヤハッチ開閉で別部品、またバンパーも別部品。


開閉に伴い、ウィンドウ部分も別部品となっている。
さらにヒンジ部分も兼ねる。



リヤフェンダー。
若干、タミヤが大きい感じも。

また、エレールは窓の見え方でもわかりますが、
ルーフの幅が狭い傾向があります。
しかし、リヤ傾斜具合での長さ方向はそんなに差が無いので、
単純に全長が長いコトがわかります。


  TAMIYA HELLER 
長さ  57.8mm 57.6mm
49.9mm 47.9mm





ワイパー。
タミヤは3本とも別部品ですが、
エレールは3本ともボディと一体。


後付けフォグランプ。
タミヤは4灯で、エレールは2灯。


と、ボディ形状以外で、小さいですが相違があります。

デカール上では、
タミヤは1981年のモンテカルロ。
エレールは1982年のツールドコルスとなっている。


で、実車の当時の写真をネットで検索。




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