File No.0058

TOYOTA 86

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:タミヤ、右:アオシマフジミ(以下、同)。
ともに、エンジン付きとなるので、ボンネットは別部品。


ボディ後部。
リヤバンパーは共に別部品となっている。
アオシマはトランクが開閉出来るので、別部品。




スケールで比較。
上:タミヤ、下:アオシマ(以下、同)


側面。


上面。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 176.7mm
全幅 : 73.9mm
全高 : 53.5mm
WB : 107.1mm


実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA AOSHIMA
全 幅 73mm 72.6mm
ルーフ長 42.1mm 42.3mm
(W B) 107.5mm 107.5mm
全長は色々別部品なので、測定不可。
全幅は、リヤフェンダーの付近で測定。
WBはアーチ上点を目視で。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
のっぺりなボンネットなので、形状うんぬんもないですが。


角度を変えて見る。
中央先端部分は、バンパーのエンブレムに向かって、
若干の形状変化があります。
両脇も凸のラインがありますね。



エンジンルーム内の、タイヤハウス。
タミヤはエンジン下部と左右が一体の部品となっている。
アオシマはサスペンション取り付け部分周囲がボディと一体しており、
タイヤハウスの球面形状が、シャーシと一体化している。
塗装の際は、シャーシ側も一部ボディ色を塗ることになりますね。



バンパー。
ラジエーター開口部。
アオシマには淵と両脇に形状がありますね。
そのせいか、開口部が狭く見えます。


その開口部にあるメッシュの部品。
タミヤの方が、目が細かいですが非貫通。
目が荒いですが貫通のアオシマ。
目のパターン形状は同じ感じです。



ヘッドライト。
上段左:タミヤ、上段右:アオシマの欧米仕様用。
下段左:アオシマ国内仕様の内側、下段右:その枠。
タミヤは一体となっており、黒枠部分は塗り分けとなる。
その点、アオシマは分割されている。


ヘッドライトカバー。
タミヤはツルんとした形状。
アオシマは端にラインがあります。


バンパー下部左右にある、フォグランプ。
左のみタミヤ、他アオシマ。
アオシマはメッキ部品となっている。
さらに、欧米仕様用の部品もある。



フロントフェンダー。
盛り上がり具合を見る。
タミヤの方が、若干多めに見えます。


フェンダー部分にあるマスコット?の様なところ。
形状は似た様な感じです。
ドアミラーの取り付け部分、タミヤは穴があり、
アオシマは面付け(位置はケガキ線がある)となる。


その部分に付ける部品。
「86」のマークがありますが、
タミヤはマークの部分が別部品となっており、
アオシマは一体となっている。


ドアミラー。
左のみタミヤで、他はアオシマ。
タミヤは全体的に一体化しているが、アオシマは塗り分け部分で、部品は分割されている。


ミラー部分。
タミヤは付属のインレットマークとなる。
アオシマはメッキ部品となるが、
別売のディテールアップパーツで、エッチングとメタルシールがある。



ワイパーパネル。
左上:タミヤ、右上:アオシマ(国内)、右下:アオシマ(欧米)。


メッシュの目の具合に違いがありますね。
形状は似たようなモノですが、細かく違っていはいます。


ワイパー。
左上:タミヤ、右上:アオシマ(国内)、右下:アオシマ(欧米)。
共に、細目で形状は似たような感じです。
アオシマの方が少々丸目に見えます。



ドアの部ノブ。
タミヤは一体となっているが、アオシマはノブ部分が別部品となっている。



サイドウィンドウ。
タミヤははフロントと一体で、アオシマはサイド単体となっている。
また、アオシマは枠の部分が付いている。


リヤフェンダー。
こちらも、タミヤの方が盛り上がりが多く見えますね。


給油口部分。
共に、多少の楕円形状となっています。
楕円の比率(長径と短径の比率)は、ほぼ同じですが、
アオシマの方が若干(百分台レベルですが)小さいですね(笑)。



リヤウィンドウ。
タミヤは電熱線は薄めで、線曲がり具合が上下で徐変している。
アオシマは太目で、すべての線が平行になっている。



リヤトランク。
タミヤはボディと一体となっている。
アオシマは開閉のため別部品となっている。
タミヤにはスポイラーの取り付けの凸がある。
アオシマには取り付けガイドらしきモノはない(内側も)。
当然、タミヤの方は、凸部分の下あたりに、金型の分割ラインがある。


アオシマのトランクインナー部品。



リヤスポイラー。
特徴的な形状をしていますね。
タミヤの方が、両脇のエッジが鋭いですね。



リヤテールランプ。
本体は共にメッキ部品なっていますが、
アオシマの方が太目に見えます。

タミヤはクリヤーレッドの塗りが必要となります。
メッキ部品が貫通式なので、電飾にはやり易い?
アオシマはクリヤーレッドの部品をメッキ部品に乗せる方法となる。
接着剤を考えないと。


で、実車をみますと、形状はアオシマに近い気もします。
タミヤは薄めって感じですかね。


と、カバーを見ると、
そんなに薄くもない感じもします。
見る角度も違うので、なんとも言えませんが・・・。

あとは、作った時に分かるってもんですかね(笑)。



リヤバンパー。
アオシマはトランク部分もあるので上部の凹幅が狭く見えます。


リヤ、ディフューザー。
開口部、形状、似たようなモノですね。


リヤバックフォグとバックランプ。
ディフューザー中央部にある。
タミヤはクリヤーパーツのみですが、
アオシマはメッキ部品に、クリヤーパーツ、
クリヤーレッドのパーツを付けるようになっています。





次へ(其の弐)



もどる