File No.0061

Mercedes-Benz
300SL

其の弐、内装・シャーシ関係。


ダッシュボード。
上段より、
タミヤ、イタレリ、グンゼ、AMT、ハセガワ(以下、同)。
左が上面、右が正面です。

上面部品。
メーター部分の出っ張り、中央部分の四角い凹みやライン、中央右よりの四角い出っ張り。
おおよそは似ていますが、位置や凹み有無、が各社で違っていますね。
中央の部分は、ルームミラーを取り付けるトコロとなっています。

正面部品。
タミヤ、イタレリはメッキ部品となっている。
グンゼは正面部品は板だけで、デカール対応となる。
AMTは、文字等もモールドされてる。
ハセガワはタミヤ等と同じですが、メッキの処理はない。



ステアリング。
基本形状は似ています。
中央より”ハ”の字状あるスポーク。
ただ、イタレリ、グンゼは中央の”ヒケ”が大きい。



シート。
タミヤ、AMT、ハセガワが一体。
イタレリは背面のパーツがあり、
グンゼはクッション部分と枠の部品に別れている。



フロア部品。
形状は似ています。
フロント側のミッション部分の膨らみ具合に相違がありますね。
AMTの四角い穴は、バッテリーが見える感じ。
ハセガワは荷室床面に表面処理あり。
イタレリには、荷室の枠部品(右下)がある。


ABCペダル。
タミヤは3連で一体、
イタレリとAMTとハセガワはフロアパーツに四角で形状があり、
グンゼはペダルのみ部品がある。


シフトレバー。
タミヤ、イタレリ、AMTがメッキ処理。
各社、頭の形状に相違がありますね。


サイドブレーキ。
先端の向きに相違があります。
全体的な形状も。



ドア内装。
タミヤ以外、ドアと一体となっている。
室内よりドアを引っ張る取っ手部品(メッキ処理)が、ハセガワ以外にある。



シャーシ。
タミヤはフレーム形状を再現。
イタレリも一部再現されている。
他は、下図のカバーのみ。


シャーシのアンダーカバー。
左上段:タミヤ、左下段:グンゼ、右上段:AMT、右下段:ハセガワ。
イタレリはカバー部品は無い。




足回り関係。


サスペンションバネ部分。
グンゼのみ、金属線を巻きつけて、バネを再現する。



デファレンシャル部分。
タミヤ、イタレリ、ハセガワ(金属部品)は一体。
グンゼ、AMT本体と車軸が別部品となっている。



エンジン本体。
各社ともエンジンが再現されている。
エンジン左右に長丸、対面に四角い部分があるのは各社とも。


エンジンヘッド部分。
(タミヤのみ逆に撮影・・・)
タミヤ、AMT、ハセガワに両端に三叉のマークがある(ベンツのマーク?)。


ヒューエルインジェクション本体とプラグコード?
インジェクションはイタレリとハセガワが一体化していますね。
その分、各線が細かくなっている。
AMTは別部品ですが、なんか細い線があります。
タミヤとグンゼは結構簡素化している。


インテークマニホールド。
タミヤとイタレリには間がつながっている。


エギゾーストマニホールド。
各社微妙に形状が違っていますね。


タイミングベルト部品。
向きは少々違って撮影・・・。
大まかには似ています。
グンゼのみ大きい円盤が別部品となっている。


電動ファン。
4枚は同じですね。
形状、再現具合に相違があります。



タイヤ。
スケールの差もありますが、結構太さに相違があります。


タイヤ側面。
タミヤとグンゼは銘柄表記はない。
イタレリはダンロップ、AMTはファイアストン、ハセガワはコンチネンタル。


ホイール。
左上より、タミヤ、イタレリ、グンゼ。
右上より、AMT(2種)、ハセガワ。
本体にメッキ処理されているのは、イタレリとAMT(片方)。
他はセンターキャップのみメッキ処理となる。


TAMIYA ITALERI GUNNZEI AMT(メッキ) AMT  HASEGAWA 
ホイール径 17.8mm 18.0mm 17.5mm 17.0mm  17.2mm   13.0mm
タイヤ外径 28.4mm 28.2mm 29.5mm 28.2mm    21.8mm
タイヤ幅 8.8mm 10.8mm 8.0mm  7.7mm   6.3mm
AMTのサイズは1.04倍、HASEGAWAのサイズは1.28倍で1/24サイズに。
ホイールで、AMTが17.68mm。
HASEGAWAで、16.6mm程度に1/24換算される。


実車のサイズは、ちょいと不明・・・。





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