File No.0045

TOYOTA
SPORTS 800

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりフジミ、ニチモ(以下、同)。


ボディ後部。


ボディ横。
ニチモの方が薄くなっています。


ボディ上部。
ニチモが若干大きく見えますね。


スケールで比較。
上よりフジミ、ニチモ(以下、同)
フロントのホイールアーチ後端で”45”の目盛りを合わせてます。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 149.2mm
全幅 : 61.0mm
全高 : 48.9mm
WB : 83.3mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
FUJIMI NICHIMO
全 長 144.5mm 146.5mm
全 幅 60.4mm 63.2mm
(W B) 83mm 83mm
全長はバンパー含まず。
ニチモがバックランプ一体なので、含まず測定。
WBはホイールアーチ頂点で測定。


さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
ボディ両端のプレスライン。
フジミのほうが、クッキリしています。
後部の角で測定しますと、ニチモの方が2mm程度幅が広いですが、
前部の角では、同等になっています。
フジミは、開閉可能にするために、縁が薄くもしくは切れている。


フェンダー上部のウインカーは、ニチモは一体で、
フジミは、本体とクリヤーパーツになっています。


両脇のルーバー。
フジミの方が幅が倍程度あります。


フロントウィンドウ前のスリット部分。
こちらも、フジミの方が大きめです。


ワイパー。



ノーズ。
サイドの部分は、ニチモの方が薄かったですが、
ノーズの部分ではフジミの方が薄くなっています。

フジミはグリル自体が完全に分離していますが、
ニチモは一部別部品となっていますし、開口されていません。


グリル。
フジミには、2種類のグリルが入っている。
取説上では、左のを使う用になってました。
右のグリルは、前期型用かと思われます。


ウィンカー。
フジミはクリヤーで、ニチモは黒成形。
共に、使う様になっていますので、
後期型になります。

前後の間に法令が改訂され、
義務付けになったそうです。


ヘッドライト。
フジミは、クリヤーパーツは、カバー状にしている。
ニチモは、レンズ的な形状となっている。



ノーズ裏面。
回り込む長さが違いますが、Rの切り欠けは同じ様になっています。




エンブレム。
フジミは前後とも凸形状があり、そこにデカール貼る。
ニチモはデカール類はないので、前後とも直接モールドになっています。
左上:フジミのボディの凸(フロント)
左下:フジミのデカール。
右上:ニチモのフロント側。
右下:ニチモのリヤ側・



ドアノブ。
フジミの方は、カギ穴が省略されてりる。
実車では、ノブの根元に穴が開いるようです。


後部ピラーにあるベンチレーション。
共に開口されていません。
外側の形状は、フジミが一体で、ニチモは別部品となっています。
ニチモは位置の印があります。


リヤトランク。
フジミのは、フロント同様に縁が薄くなっており切り取り易くなっています。
ニチモの方が大きく、前側で2.5mm、後側で1.5mm程度フジミより大きいです。
エンブレムとカギ穴の位置に微妙に相違が見られますね。


後部ナンバープレート取り付け部。
若干の形状相違が見られます。
ニチモはバックランプが一体となっています。


フジミのバックランプ。
取説では、下のを使うが、上にも部品がある。
上のは、前期型用らしいです。

先の、ウィンカー、グリル、バックランプ等を、
加味すれば、前期型も作れるのでは?


テールランプ。
フジミは上下分割されて、表面に円周上の凹凸が再現されている。
ニチモは上下一体で、表面は平坦。



フロントウィンドウ。
ニチモの方が幅が大きめ。


リヤウインドウ。
フジミは3次元的で、ニチモは2.5次元的。
幅の大きさは、フロント同様にニチモが大きい。


三角窓。
こちらは、ニチモが一回り大きい程度。



バンパー。
フジミは左右割、ニチモは前後割で、形状的にはニチモの方が丸味がある。
しかし、共に側面にヒケがあるので、そのまま使えない・・・・。




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