File No.0043

TRABANT
601S

其の弐、内装・シャーシ関係。


ダッシュボード。
上段、旧金型。下段、新金型(以下、同)。
形状的にもかなり違っていますね。


ステアリング。
こちらも、スポークの本数も違いますね。


ステアリング・コラム。
旧金型の方が細分化されており、新金型では一体となっていますね。


メーターのデカール。
オーディオの部分に違い。



バックミラー。
旧金型、支柱が出っ張っている方が外側かと思われますが、
枠がその外側にあります・・・。
向こう側の面は平ら。



ABCペダル。
旧金型ではパネルと一体。
新金型は単体でありますが、アクセルペダルがヤケに小さい。
しかし、取説では何も付けないとなっているが・・・。



フロントシート。
旧金型では、座面と背もたれが別部品。
新金型では、座面&背もたれは一体ですが、背もたれの裏側の部品はある。
ちなみに、旧金型の背もたれは薄く出来ており、裏の形状はそれなりになっている。


リヤシート。
まあ、ベンチシートですよね。



ドア内張。
模様は似ていますが、取っ手の位置が違いますね。


新金型では、シートベルトも再現されています。
一応、3点式だったんですね!



フロア。
旧金型では、シャーシと表裏一体。



シャーシ。
まあ、大雑把に言えば、似ていますね。
新金型では、フロントのホイールハウスは別部品となっている。


フロントのロアアーム。
再現度が違っていますね。


リヤのサス部分。
結構、部品的にも違いが見られますね。


マフラー。
旧金型では、一本になっています。
新金型は、途中で分割されています。


マフラーのシャーシ側のトコロ。
旧金型では、半円の部品に取り付けるだけ。
新金型では、エンジンとの兼ね合いで、部品が色々あります。



ホイール&タイヤ。
旧金型は、タイヤとホイールが一体。
新型はタイヤはゴムしています。
新型のホイールは、中央のが4つあり、
右のはスペアタイヤ用で、ナットとセンターキャップが無い状態になっています。


新型のタイヤ。
扁平率がかなり違いますね。


タイヤにある銘柄。
旧金型にはPNEUMANT?と書かれています。
新金型にも同じ感じの文字がありますが、判読出来ず。

サイズは、
旧金型:5.20−13
新金型:145SR13 74S


OLD NEW
ホイール径 14.8mm 15.1mm
タイヤ外径 25.2mm 22.7mm
タイヤ幅 5.8mm 5.7mm


実車のサイズは、5.2−13 とのコト。


と、新旧のキット比べましたが、
取材したクルマが20年前と今回のじゃ違うのか、若干の仕様の差が有る感じです。
実車も多少のマイナーチェンジ程度はしていたのでしょうかね?

共にそのまま製作したら、
旧金型のキットは当時のモノ再現し、
新金型のキットは、フルレストアなんかした状態になりそーですね。

イメージ的に、ピカピカのクルマじゃ無い感じがします。
もち、現地での新車状態なら、ピカピカなのかもしれませんが。



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