File No.0043

TRABANT
601S

かつての東ドイツ国営企業VEBザクセンリンク社が
1964年から製造されたトラバント601S。
「ベルリンの壁」崩壊後の1991年まで製造されていました。
「ボール紙のボディ」と揶揄される程の品質でしたが、
東ドイツでは人気があったので、納車まで数年かかる程でした。

現在は、走行性能や安全基準の問題、排ガス対策もないので、
急激に淘汰されつつあります。

日本でも輸入を試みた業者が居たそうですが、
排ガス規制等の問題がクリア出来ずに、
商業的には成功しなかった様です。

2009年のフランクフルト・モーターショウで、
ドイツの大手模型メーカー「ヘルパ」が、
「トラバントnT」として電気自動車を発表。
2012年に市場投入を目指している様です。


全長:3550mm
全幅:1500mm
全高:1440mm
WB:2020mm


壁の崩壊の翌年1990年にドイツレベルより発売されました。
そして、崩壊20年の時を経て、
新金型での刷新されたキットが発売されました。
同じメーカーから、同じ車種を時を経て発売するコトは
大変珍しいコトだと思います。
今回は「旧品」と「新品」に比較をしていきます。



レベル旧 7334



レベル新 07256



比較してみる。


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