File No.0040

Ferrari
F40

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、フジミ、イタレリ(以下、同)。
プロターのは、バラバラ過ぎるので、除外しています・・・<(_ _)>



ボディ後部。



各社のを上部より。
左より、タミヤ、フジミ、イタレリ、プロター、フジミLM。
フロントのトコロで合わせています。
プロターは無理矢理です。
各社ウィンドウの形状に相違がありますね。



スケールで比較。
上段:タミヤ、フジミ
下段:イタレリ、フジミLM

フロントのホイールアーチ後端で”55”の目盛りを合わせいます。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 184.6mm
全幅 : 82.5mm
全高 : 47.1mm
WB : 102.1mm


実際にキットを測定(数値はおよそです)。(単位:mm)
TAMIYA FUJIMI ITALERI PROTAR FUJIMI(LM)※
全幅(フロント) 80.3 80.1 76.3 76.2 84.5
ボンネット長さ 54.2 53.6 51.7 48.3 53.3
窓幅(フロント) 57.4 57.0 55.4 55.2 57.4
窓長(フロント) 34.8 34.7 30.4 30.8 34.2
全幅(リヤ) 83.1 83.2 81.5 81.8 86.5
窓幅(リヤ) 48.1 53.6 52.5 54.1 53.9
窓長(リヤ) 45.8 43.3 45.5 43.0 43.0
窓長さ(サイド) 65.9 65.3 66.9 69.1 65.3
ドア長さ 44.1 42.9 43.9 45.7 43.0
10 ルーフ幅 42.2 46.5 40.6 45.3 45.9
(W B) 70.0 69.0 70.0 68.8
全長は一体でないキットがあるので未測定。
全て直線距離です。
WBはホイールアーチ内寸で測定(プロターは不可)。
※FUJIMI LMは参考値です。

各所の箇所は下図参照。


さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
タミヤが多少長めで、フジミ、イタレリ、プロターの順で短くなる。
幅は、タミヤ、フジミが同じ様で、イタレリ、プロターの順で狭くなる。

ボンネットの測定。
TAMIYA FUJIMI ITALERI PROTAR
2つのダクトピッチ 23.4mm 22.8mm 22.2mm 22.3mm
リトラの内寸(上端) 47.7mm 46.4mm 45.0mm 46.2mm


フロントバンパー?(スポイラー?)
中央の形状は、タミヤ、フジミが似てる。
逆にイタレリとプロター同士も形状は似ている。
左右のダクトはタミヤが比較的奥まであり、他は少なめ。
プロターのみ、メッシュの成形となっている。


フジミLMとイタレリRACING(参考)
開口部は似ていますね。



ドア部。
2つの大きいダクト後部は、それぞれ開口されている。
上部のダクトにおいて、フジミとプロターは後部が曲面(内側に丸く)になっている。
プロターのみ、ドアノブが別部品になっているが、形状は・・・な程度。



リヤスポイラー。
”F40”の凹み文字がある部分。
(上段左より、タミヤ、フジミ、フジミLM。下段左より、イタレリ、同スポイラー&デカール、同RACING、プロター。)
イタレリ、プロターは本体とは別部品になる。
イタレリは部品の都合で、デカール処理となる。

スポイラーの下部スリット。
見て判りますように、フジミのノーマル以外は、4本となってます。
フジミの5本はプロトタイプと言うコトらしいのです。
ちなみに、イタレリは辛うじて、プロターはそれなりに、スリットが開口されています。
共に、前側が。


文字部拡大。
順番は上記と同じ。
プロターは文字下部が分割部分と同じになっている・・・。



リヤフェンダー。
給油口に位置が若干相違あり。
ダクトの形状も微妙に違っている(フジミは太めですね)。


フジミLM。



リヤ下面部。
おおよそは同様ですが、イタレリは中央部が大きめですね。


フジミLM。
ノーマルと、違う様ですね。



サイドミラー。
上段:タミヤ、タミヤ、フジミ。
下段:イタレリ、プロター。
タミヤのみ2種類ある。
基本、窓に付ける初期型形状ですね。


フジミLMとイタレリRACING。
共に、片方のみ。



リヤウィンドウ。
上段:タミヤ、フジミ。
下段:イタレリ、プロター。
量産型とプロトタイプとなっている。
左右5個ずつプラス下部に1個が量産型で、
左右10個ずつがプロトタイプと思われます。
ちなみに、プロターは1本少ないけどね。


フジミLMの。
ノーマルと同じかと思いきや、違ってましたね。



サイドウィンドウ。
4社とも、前後のスライド式となっている。



リヤパネル。
上段より、タミヤ、イタレリ、プロター。
タミヤ以外、メッシュ成形となっている。

ちなみにフジミは、付属のメッシュを使い、
型紙に合わせて切り抜きしての再現となる。





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