File No.0036

NISSAN
GT−R

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、アオシマ、フジミ(以下、同)。

各社とも分割方法は同様です。
但し、現状タミヤ以外はエンジンレスです。
アオシマ、フジミともに、それでもボンネット開閉可能にしています。
はたして、今後の展開もあるのでしょうか?



ボディ後部。
リヤウインドウの外形線に若干相違がありますね。
タミヤ以外、リヤバンパーが別部品となってます。



上面部。



スケールで比較。
上よりタミヤ、アオシマ、フジミ(以下、同)
フロントのホイールアーチ後端で”50”の目盛りを合わせてみると、
リヤのアーチ前端の寸法が明らかにアオシマのみ長く見えます。

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 193.9mm
全幅 : 78.9mm
全高 : 57.1mm
WB : 115.8mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA AOSHIMA FUJIMI
長さ@ 103.1mm 98.2mm 101.4mm
長さA 76.7mm 79.3mm 77.3mm
幅 @ 81.2mm 79.2mm 78.3mm
幅 A 80.0mm 77.7mm 77.1mm
開口幅 35.1mm 35.3mm 33.1mm
W B 115mm 115mm 115mm
全長は各社バンパーが別部品なので、測定せず。
長さ@は、トランク上後端より、ルーフ前端まで。
長さAは、ルーフ前端よりボンネットキャッチ後部のラインまで。
幅@は、リヤフェンダー部分。
幅Aは、フロントフェンダー部分。
開口幅は、エンジンルームの前後方向の開口部長さです。
WBはホイールアーチ頂点で目視で測定。

全長は同じ様なのかもしれませんが、各部分の比率が違う感じですね。
また幅方向は、タミヤが幅広で、フジミが比較的狭い。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
アオシマのみ、上面2つのダクト部品が別部品しています。
が、未開口です・・・・。

ダクト周囲の盛り上がり傾向は、タミヤが前後に長く、
アオシマが幅広、フジミが多少前寄り
と言う感じです。
両脇のプレスラインはタミヤ、フジミが比較的ハッキリしているのに対し、
アオシマのはややボカシ気味。
また、フジミはヘッドライト部分のラインは直線的になってますね。
タミヤとフジミのゲート位置が少々仕上げ難いですよね。


ボンネット裏面。
フジミがヤケに凝っている。



フロントフェンダー部分。
タミヤはやはり厚みがありますね。
フジミ、アオシマは薄い感じです。

ヘッドライトのラインに相違があります。。



エンジンルーム枠(?)の部分。
助手席側ですが、タミヤ以外でエンジンレスにも関わらず、
それなりに作り込んであります。フロントバンパー&ライト部分。
また、フジミのだけ「バッテリー」の文字も見えます。



ボンネットキャッチ部分。
タミヤとフジミは似ていますが、アオシマはなんとも・・・。



フロントバンパー。
アオシマのみ中央部の部分が別部品となっている。
また、下部左右のインテーク?部分、フジミのみ片方が開口されている。


これが、アオシマの中央部分。
メッシュの開口はない。



ヘッドライト。
タミヤとアオシマはメッキ部品にレンズ部品を組み付ける。
フジミはライトの器に部品を2つ組み込む様になってます(もち、レンズ部品もある)。


ヘッドライトカバー。
部品上部のトコロはフジミのは別部品で形状があるので、
カバーには、何もない
また、フジミのみ下部にもラインがある。




フロントフェンダー部分。
アオシマ以外、縦部分のトコロは別部品となっている。
上部メッキ部品は同様になっている。


そのメッキパーツ。
結構縦横比率が違いますね。
フジミのみ"GT-R”の文字が入っている。
”GT−R”のロゴは各社ともデカールとなっている。



ドア側面。
サイドウィンドウの縦幅がフジミのが比較的大きい。


ドアノブ。
タミヤは細かく、アオシマはダルめ、フジミは何となく(笑)。
アオシマのは形状作るの忘れたのか?ってほど、薄めです。



給油口。
少々の楕円となってます。
アオシマは、丸に近い。



リヤフェンダー部分。
タミヤの盛り上がり大きいですね。
バンパーとの境目のライン、アオシマのがヤケに直線的ですね。



トランク後端。
タミヤとフジミは凹Rとなっていますが、アオシマは平面的。

トランクのNISSANエンブレム。

タミヤはインレットマークにNISSANデカールを貼る。


アオシマは凸モールドにNISSANデカールを貼る。
もしくは、凸を削って?、エンブレム自体のデカールを貼る。


フジミはタミヤと同様にインレットマークにNISSANデカールを貼る。
もしくは、取説にはないが、エンブレム自体のデカールを貼ることも可能。



リヤバンパー。
タミヤのみボディと一体。
フジミは下部も別部品となっている。
アオシマは”GT−R”エンブレムがモールドされている。


GT−Rのエンブレム。
タミヤとフジミはインレットマークに「R」のデカールと貼る。
アオシマは塗装かデカールとなる。


テールランプ。
各社共に、クリヤーレッドで成形されている。
裏面の形状によってLEDを再現しているが、各社とも方法は違う。
タミヤは凸、アオシマは凹、フジミは丸いラインのみ。


中に入る丸い部分。
タミヤとアオシマは中にメッキの部品が入るが、フジミはクリヤーパーツのみ。
タミヤのメッキはマットで、アオシマはクロム。



リヤスポイラー。
フジミのはボンネットと同様にゲート処理がしづらいねー。





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