File No.0106

NISSAN SKYLINE
GT-R(R32)
Gr.A

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左より:タミヤ、フジミ、アオシマ、ハセガワ(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
上左:タミヤ、上右:フジミ、
下左:アオシマ、下右:ハセガワ(以下、同)。


実車。



上面。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 189.4mm
全幅 : 73.1mm
WB : 108.9mm


半分合成。
ルーフのフロント側を合わせる。
総当たりですw


タミヤ、フジミ。
トランクの長さに相違。


タミヤ、アオシマ。
ルーフの長さに相違。


タミヤ、ハセガワ。
ルーフの長さにちょい相違。


フジミ、アオシマ。
全体的に違っている。


フジミ、ハセガワ。
ルーフと、リヤまでの長さに相違。


アオシマ、ハセガワ。
ルーフの長さに、ちょい相違。

なんか、様々ですね。

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA FUJIMI AOSHIMA HASEGAWA 
51.2mm 52.1mm 48.2mm 49.9mm
全幅前 74.6mm 73.8mm 74.9mm 73.1mm
全幅中 71.0mm 69.9mm 72.8mm 70.4mm
全幅後 75.2mm 74.2mm 74.9mm 72.7mm
(W B) 109mm 109mm 109mm 109mm
長は、ルーフの長さ。
全幅前はフロントフェンダーで、全幅中はドア部分で、全幅後はリヤフェンダーで。
WBはホイールアーチ頂点で目測。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
上段左より、タミヤボディ、タミヤボンネット、フジミ。
下段左より、アオシマ、ハセガワボディ、ハセガワボンネット。
タミヤとハセガワは別部品となっている。



フロント。
フジミ、ハセガワがバンパーが別部品となっている。


フジミ(左)、ハセガワ(右)のバンパー。


ニスモ仕様にある、中央付近のダクト。
タミヤのみダクト部品が単体である。


タミヤはダクトを入れる部分が薄くなっており、カッター等で開口し、
部品を入れる様になっている。

アオシマはボディと一体で、通常バンパーとニスモバンパーがあります。
ボディ前側の中央部分スライド駒と内側傾斜駒の入れ替えで対応している感じです。


バンパー、両脇の様子。


フロントバンパーを上面より。



ヘッドライト、リフレクター部分。
タミヤ(上左):ボディと一体で、プロジェクターのレンズが別部品となっている。
フジミ(上右)、ボディと一体で、リフレクター状の凹みがある。
アオシマ(中左と下左)、ボディとは別部品で、リフレクターとプロジェクターの凸球の形状がある。
ハセガワ(中右、下右)、ボディとは別部品で、唯一メッキパーツ。他にプロジェクターのレンズ部品がある。


ヘッドライト、カバー。
タミヤとハセガワはウィンカー部分と分割されている。



フロントフェンダー側面。
パネルラインの具合に相違が見られる所です。
タミヤは強調気味に、フジミは軽めに、
アオシマとハセガワは単に凸の稜線のみとなっている。


実車で見るとこんな感じです。



サイドミラー。
アオシマのみ形状が違っています。
また、フジミのみミラー面の部品が無い。
同じ様な形状、3社ですが、ハセガワのが若干横幅短い。



ウィンドウ。
ハセガワのみ、4面がそれぞれ別部品になっている。
ので、枠の部分もウィンドウ部品側にある。


ワイパー。
タミヤとフジミは、2本設置。
アオシマ、ハセガワは1本の設置。
ハセガワの上は未使用。



ドアノブと、ドアのライン、プレスライン(水平方向の))
ドアノブはアオシマが大きめ、ハセガワはのっぺりしている感じ。
ドアのラインとの関係は、タミヤ、ハセガワは近めで、
アオシマ、フジミは若干離れている。
プレスラインは、タミヤはハッキリ、フジミは軽め、
アオシマは若干見える、ハセガワぼんやり気味。


実車の様子。
水平方向のラインはハッキリしている。
ドアノブにも段差は見られる。



サイドの下部。


リヤタイヤ前に付く、ニスモ用のスポイラー。
アオシマ以外は、部分的な形状。
タミヤとフジミは既存の所に覆う様になる。
アオシマはサイド全面的に覆う。
ハセガワはその部分は下の部分的に切りかけになっている。


故に、タミヤとフジミは部品の肉厚で部分的に凸になってしまう。
部品で見ますと、形状の相違も見られます。



リアフェンダーと給油口の部分。


角度違いますが、実車のリアフェンダーの具合。



上段左より、タミヤ、フジミ、アオシマ。
下段左より、ハセガワトランク部品、ハセガワボディ。


リヤ上面より。


リヤトランクにある、給油口。
タミヤはボディ裏面に設置部分が凹みで穴の設置箇所の指定がある。
フジミは、簡易的にトランク上面に設置と、指定箇所を採寸して穴を加工し、裏面より部品を設置の2種がある。
アオシマは、寸法指定と型紙がある。
ハセガワは専用の部品で、設置の穴はある。また、給油口部品に貼るデカールもある。


リヤスポイラー。
ハセガワのみ、支柱が別部品となっており、形状も斜めになっている。
他は一体なので、形状は真っ直ぐ。


スポイラー下に設置する、整流板?



リヤ。
タミヤとアオシマは、「GT-R」、「NISSAN」の文字が凸モールドになっているのを削る。


中央部分の「SKYLINE」の凹文字。
フジミが浅めで、文字が太め。


テールランプ部分。
タミヤのみ、間にある「ウィンカー」がボディと一体。


テールランプ部品。
タミヤは「丸」部品のみ。
フジミ、アオシマは丸と四角部分が、繋がっている。
ハセガワは、中央四角部分は別部品となっている。


 
前後フェンダーを上面より。
張りだし具合の相違が分かります。



ボンネットピン、トランクの留め具。
タミヤはボンネットピンの部品は無い。


牽引フック。
タミヤは後部のみ。
タミヤ、フジミ、アオシマは共にボディに設置なので、部品が小さい。
ハセガワはシャーシに付けるので、大きめなる。




次へ(其の弐)



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