File No.0102

MITSUBISHI
LANCER EX
2000 TURBO
"1982 1000LAKES RALLY"


其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:ヌヌ、右:ハセガワ(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
上:ヌヌ、下:ハセガワ(以下、同)。

実車の写真(上の画像と合わせる為に、水平方向に反転しています)。



上面。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 184.2mm
全幅 : 67.5mm
全高 : 57.9mm
WB : 101.6mm



半分合成。
フロントを合わせる。
全長はほとんど同じ感ですが、
キャビンの部分の位置が若干、前後していますね。


実際にキットを測定(数値はおよそです)。
nunu HASEGAWA
全 長 167.5mm 167.5mm
全 幅 67.4mm 66.5mm
(W B) 101.5mm 101.5mm
全長は、ボディのみ。
全幅は、ドア中央部分で。
WBはホイールアーチ頂点で目測。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
左右のプレスライン、長さに若干差がありますね。
あと、平行具合も。


ボンネットピン。
ヌヌの方は大きめ(直径部分で2.3mm)。
ハセガワは直径部分で1.5mm程度。


フロント斜め。
まあ、フロント部分が無いので、なんともですがw


グリル。
流石に、スリットの数は同じでした。
ハセガワの「三菱」マークは、別部品(右上)となってます。


フォグランプが設置される部分が、ハセガワのは凹んでいる。


ヘッドライト。
ハセガワは側面のウィンカー部分と分かれている。


ライトリフレクター。
側面のウインカーのトコロに相違があります。


フロントバンパー。
フォグランプの凹みの形状に相違がありますね。

そのフォグランプの部品構成。

こちらは、ヌヌ。
左よりカバー(縁が薄くなっている)があり、クリアー部分は2種類ある。
リフレクター部分は1種類で、ケースハウジング部分は、取付部分で2種類ある。
ライトカバーの有り無しに関わらず、すべて組み込む。


こちらは、ハセガワ。
基本構成は同じですが、
ライトカバーがある場合は、カバー、ケースハウジングのみで、
ライトカバーが無い場合は、クリアー、リフレクター、ケースハウジングとなる。

ハセガワにはバンパー上部に付けるフォグに支柱がある。



カウルトップのパネル。
スリットの数は同じでした。17本。
ただ、間隔と言うか、幅に相違がありますね。


ワイパー。
ヌヌは表面側の形状はそれなりにありますが、裏面は平面となっている。
ハセガワの表面はあっさりしている。裏面にブレード部分が凸になっている。



サイドミラー。
ヌヌは本体とミラー面(メッキパーツ)がある。
ハセガワは一体で、全体的にメッキ処理がされている。



側面、段差、モールの部分。


リアドア後部。
ドア上部の処理に相違があります。
ヌヌは後部が持ち上がっている。
ハセガワは若干のみ。
また、ハセガワはドアノブが別部品となっています。


実車のドア部分。


リアフェンダー。
給油口の大きさに若干。
スジの深さ違いも分かりますね。



ルーフアンテナ。



リアトランク。
ヌヌはラリー車専用なので、スポイラー取付の穴がある。
ハセガワは市販車との共有で、低いリブがある。


リアスポイラー。
ヌヌは前後割、ハセガワは上下割で切り取る「ダボ」が多い。


リアトランクキーシリンダー部分。
ヌヌは金型分割ラインが若干段差が出てしまっている。
ハセガワの下側のラインは市販車でのモールの部分で、
分割ラインでは無いので、ハセガワには分割ラインが無い。
しかし、ラリー車はこの凸ラインを削るコトになる。

キーリンダーの凸は面が斜めになっているので、
可能な範囲で抜ける様になっている。



ボディ、リア部分。
ハセガワはフロント同様に全体的に別部品となっている。


リアパネル。


テールランプ。
共に2種類入っており、一見区別が付きにくい。
ハセガワは辛うじて裏面中央の部分凸凸が無いトコロがある。


表面を反射させると、表面側にライン状の溝が僅かにあるのが分かります。


テールランプのリフレクター。
凹みの具合が相違が見られます。


トランクの固定具。
部品は小さいですが、こんな形してます。


リアバンパー。
ヌヌは下部の部分も一体で、
ハセガワは市販車との共有で、別部品になっている。

左下は、バックランプのクリアーパーツ。
ヌヌは細かい凸があり、ハセガワは小さい格子状になっている。


ナンバー灯。
ヌヌはバンパーに一体。
ハセガワ別部品となっている。



後付けのオーバーフェンダー。
共に後付けとなるが、ヌヌはボディ側面のモール部分が凹んでいる。



ウィンドウ。
ヌヌは外側より設置。
ハセガワは内側に設置で、フロントと側面一体。
また、ヌヌは窓枠がウィンドウ側にある。


リアウィンドウ。
共に電熱線がありますが、
ヌヌの方が中央により寄っている。
ラインは、ヌヌが10本。
ハセガワが9本となっている。



ハセガワには、「泥よけ」のパーツがある。



デカール比べ。
基本、各画像毎において大きさの比率は合わせてあります。

カーナンバー(ボディ側面フロントドア)。
上部の字体に若干の差があります。
ハセガワはオレンジラインと一体。


ラリーイベントノマーク(ボンネットとリアトランク)。
ヌヌは若干大きめ。


ナンバープレート。
ヌヌ前後でサイズが違い、「54」の使い道は無い。
ハセガワは一番下ので、前後同じ。


「RALLI ART」のロゴ(リアフェンダー上側)。
ハセガワが若干大きい。


「ADVAN」(バンパー中央下)。
こちらも、ハセガワが大きめ。


「LANCER」(リアフェンダー中央)。
こちらは大きさに差は無い。


フォグカバーのマーク。
ヌヌは「CIBIE」マークと、「ADVAN」マークをお好きな様にとなっている。
ハセガワは、上側に「CIBIE」、下側に「ADVAN」と指示になっている。
また、ハセガワの左側に付ける「CIBIE」マークが上下重なっているのは、
箱絵の写真の通りである。



リアドアのロゴ。
ヌヌは上下別々に貼る。
ハセガワは1枚になっている。


ADVAN(フロントフェンダー)。
ヌヌが若干小さめ。


ドライバー、コ・ドライバー名(左フェンダー用)。
当然、名前は一緒です。
ヌヌは黒枠が付いて、若干小さめ。


「MITSUBISHI」マーク(フロントウィンドウ上部)。
長さに結構差がありますが、
ウィンドウパーツの取付方の影響と思われます。


「スリーダイヤモンド」フロントグリル。
ヌヌは銀枠がある。
ハセガワは、メッキ部品に付けるので無いのかな。


リアオーバーフェンダーの前側のプロテクター?(黒いトコロ)
ヌヌは黒とオレンジのラインが別々に。
ハセガワは、黒の部分を側面と斜面に分けてある。
また、固定のビス?の数が違う。


オレンジの色目。
同じ方法で、色を写しているので、
ある程度は比べるコトは可能かな。
ヌヌの方が、赤い方向の明るめで、
ハセガワは、オレンジに見えるので若干暗めに見えます。

あと、影響あるか分かりませんが、台紙の色が違うので。







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