File No.0085

ALPINE
RENAULT
A110


其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:ユニオン、右:タミヤ(以下、同)。
ユニオンはフロント下半分がシャーシと一体です。


ボディ後部。
ユニオンは後部が別部品になってます。



側面。
上:ユニオン、下:タミヤ(以下、同)。



上面。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 160.4mm
全幅 : 60.8mm
全高 : 47.1mm
WB : 88.7mm


半分合成。
フロントを合わせる。
ボンネットは同じ感じですが、以降はタミヤが長くなってます。


実際にキットを測定(数値はおよそです)。
UNION TAMIYA
全 長 153mm 157mm
全 幅A 60.2mm 60.4mm
全 幅B 67.7mm 64.4mm
(W B) −mm −mm
全長は、ボディのみ。
全幅Aは、ドア部分。全幅Bはフロントフェンダー部分で。
WBはリアのホイールアーチ頂点が判別出来ないので計測無し。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
ユニオンは、ヘッドライト上部、ボンネット前に金型の分割ラインがあります。
タミヤの方がノーズ先端が尖ってますね。
ヘッドライトカバー部分の形状に相違があります。


ヘッドライトカバー。
ユニオンにはラインがあります。


フロント。
ユニオンは下半分がシャーシと一体。
タミヤの方がボンネットが膨らんで見えます。


ヘッドライト部分拡大。
タミヤはウィンカー内側の部分が四角で抜けてますが、
ここにメタルインレットで、横スリット状にします。



スリットのメタルインレット。


ヘッドライト他。
ユニオンはメッキ処理なしで、後付けのランプ以外は平面。
タミヤは、すべてメッキ処理されている。


ヘッドライトクリアー部品。
ユニオンは平面的で、タミヤは球状になっている。


ウィンカー。



フェンダー形状。
ユニオンとタミヤと比べると目に付く相違点です。
ユニオンは1973年のレース仕様で、
タミヤはロードカーと1971年のレース仕様となっている為。


レースは共に、モンテカルロ・ラリーですが、
ユニオンが1973年の#18、
タミヤが1971年の#22、#28となる。


フェンダー。
ユニオンはボディにモールドされている。
タミヤは、メタルインレットと数字等はデカールとなっている。


ルーフ。
若干、タミヤの方が丸い。


ワイパー。
タミヤはメッキ処理されているが、ラリー仕様は黒塗装となる。
ロードカーはメッキのまま。



ドア。
タミヤにはモールが水平にある。


ドアノブ。
タミヤはメッキ処理されている。



後部、インテーク部分。
ユニオンは取り入れ部分まで一体。
タミヤは凹みが再現されている。


タミヤは、取り入れ口部分と
その前に着く、スリット状の部品がある。



後部。
ユニオンは後部パネルが別部品となっている。


ユニオンの後部パネル。
その部品にエンジン隔壁も付く。


テールランプ。
ユニオンは平面板状に模様。
タミヤは立体的になっている。



リヤフード。
ユニオンはゴム部品を熱カシメで、ボディと繋げるので、穴が開いている。
タミヤはは乗せるだけ。
後部の文字「ALPNE RENAULT」はユニオンが直にモールドされており、
タミヤははメタルインレットとなっている。



車体四隅にある、バンパー。
左:ユニオン、右:タミヤ。
上:フロント、下:リヤ。
タミヤの方が、長めです。



フロントのオーバーライダー(でしょ?)。



フロントウィンド。
ユニオンには、上部にラインがある。
ブルーの塗装範囲を示す。
タミヤは縦大きめ、周囲にゴム枠がある。


サイドウィンドウ。
こちらは、ユニオンに枠があり、タミヤには無い。


で、締め?のリヤウィンドウ。
フロント同様に、ユニオンには枠が無く、タミヤにはある。





次へ(其の弐)



もどる。