File No.066

NISSAN
430型
GLORIA&CEDRIC SEDAN
200Standard TAXI

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:オオタキ、右:アオシマ(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
上:オオタキ、下:アオシマ(以下、同)


上面。


上面を半分半分で合成しますと。
オオタキの方が、若干ルーフ長さが長いです(約1mm)。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 194.4mm
全幅 : 74.5mm
全高 : 53.3mm
WB : 112.1mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
OTAKI AOSHIMA
全 長 18.9mm 19.0mm
全 幅 70.8mm 70.3mm
(W B) 112mm 112mm
全長は、アオシマがボンネット別部品なので、フェンダー先端長さです。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
オオタキは一体、アオシマは別部品ですが、
エンジン搭載では無く、バリエーションの為。
中央の凸の幅に相違が見られます(後部で1.4mm程度)。
ボンネット自体の長さは、オオタキが0.9mm短い。
幅も、0.7mm程度狭いです。



フロント。
共に、ライト周りが別部品なので、一体何のクルマ?状態です。
アオシマは実車の感じを出していると思われます。


グリル。
スリットの数は同じでした(笑)。
アオシマは中央の部分がメッキ部品となっている。
ライトの凹み径ははほぼ一緒ですが、
外to外のピッチ間隔は、アオシマ方が2mm程度広い。
また、ハイ・ローのピッチ間隔もアオシマが0.6mm程度広い。
要は、オオタキの方が、若干寄り目って、コトですね(笑)。


ヘッドライト。
オオタキは、メッキ部品を内側より取り付けるのみです。
アオシマはリフレクターのメッキ処理、ハイ・ローのレンズ区別があります。


ヘッドライト両サイドのウィンカー。
オオタキの方が長めです。


フロントバンパー。
共にメッキ処理されている。
オオタキは、コーナー部分が別部品となっており、
部品もメッキ処理されていないのがある。
アオシマはコーナー部分まで一体で、メッキ処理もされている。


アオシマのコーナー部分。
手前がフロント、奥がリヤのです。


バンパーにある、ウィンカー。
共に、クリヤーパーツとなっています。


フロント側面。
ホイールアーチの部分です。
オオタキの方が、形状はハッキリしている感じです。
掘りも深め。


フェンダー上部。
コーナーマーカーはオオタキは大きめ。
アオシマ(見にくいですが)は、小さくあり。
オオタキの方が、角部の凹Rの幅がある。


フェンダーミラー。
オオタキは、ミラー部分と支柱が別部品となっています。
ミラー面も少々・・・。
アオシマは、ミラー面と支柱は一体。
まあ、ここら辺は・・・。


フロントウィンドウ。
オオタキは、枠のモール幅が大きい。


ワイパー。
オオタキは形状が簡素化していますね。



フロントドア・ウィンドウ。
アオシマの方が、長さがありますね。


リヤドア・ウィンドウ。
オオタキは、リアクォーターガラスの枠があります。


オペラウィンドウ。
ボディの状態は、上の画像で。
そこに、つける部品。
オオタキはボディ内側より取り付け。
アオシマはボディ外側より取り付け。
アオシマには、”枠”がありますね。
スリットの数は一緒です。


ドアノブ。
共に、メッキ処理されている。
フロント、リヤの区別、フロントの左右の区別と、
共に区別されています。
オオタキは、左列がフロント、右の列がリヤ用。
アオシマは、上段がフロント、下段はリヤ用です。


ボディ右後部にある給油口。
オオタキの方が、長めです。
さらに、四角いモールドが”凸”になっています。



リヤトランク。
中央の凸形状、オオタキの方が大きめです。


リヤフェンダー部分。
オオタキの方が、凹Rの幅がある。


リヤ。
フロント同様に何のクルマ?状態。
アオシマはグレードバリエーションで、下部が別部品となっている。


テールランプ部分。
共に、メッキ処理されている。
オオタキは単純に、凹み溝があるのみで、
アオシマはリフレクター部分形状もある。
クリヤー部品は、オオタキの方に溝が2本ある。


テールランプ中央部分。
オオタキは、バックランプ共に一体。
アオシマはランプ部分のクリヤー部品、
本体のメッキ部分にリフレクター形状がある。


リヤバンパー。
フロントと同様にオオタキはコーナー部分が別部品となっている。
アオシマ一体。

タクシーの行灯部分。
箱絵的に、共にでんでん行灯型の「個人」タクシー仕様です。

オオタキはクリヤーパーツで、ムギ球で、点灯可能としています。
表面の形状も再現されいる(上段左)。
アオシマは黒での成形となって、表面は平面となっている(上段中央)。

さらに、アオシマの別売のタクシー部品セットはクリヤー部品となっている(上段右)。
成形が非常に悪く、中央にウエルドはバッチリ入っている・・・。

オオタキでは、企業のタクシー仕様も別にあるので、
球体(こちらもクリヤー部品)の行灯が入っている(下段左)。
それに対抗?かで、アオシマにも球体の行灯がある(下段中央)。

ルーフに取り付ける、タクシー用の、ウィンカー(下段右)。
オオタキの方が大きめとなっている。





次へ(其の弐)



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