File No.0061
Mercedes-Benz
300SL
其の壱、ボディ関係。
ボディ前部。
左から、タミヤ、イタレリ、グンゼ、AMT(以下、同)。
エンジンの再現は、各社ともあります。
ボディ後部。
AMTのみ、リヤトランクが開きます。
側面より。
上より、タミヤ、イタレリ、グンゼ、AMT、ハセガワ(以下、同)
AMT、ハセガワは他と同じ大きさになるように拡大しています。
ここより、ハセガワのキットも増やします。
イタレリだけが、ドアの開閉がない。
上面。
左列:上より、タミヤ、イタレリ、グンゼ。
右列:上より、AMT、ハセガワ。
グンゼとAMTが若干スマートに見えますね。
実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 188.3mm(25=180.8mm、32=141.2mm)
全幅 : 74.6mm (25=71.6mm、32=55.9mm)
全高 : 54.2mm (25=52mm、32=40.6mm)
WB : 100.0mm (25=96mm、32=75mm)
TAMIYA | ITALERI | GUNZE | AMT | HASEGAWA | |
---|---|---|---|---|---|
全 長 | 179mm | 177mm | 182mm | 172mm | 134mm |
全 幅 | 75.2mm | 75.6mm | 75.3mm | 69.8mm | 57.2mm |
さて、ボディ関係の細部を観察。
ボンネット(上面より)。
上左より、タミヤ、イタレリ、グンゼ。
下左より、AMT、ハセガワ。(以下、同)
基本、各社ともエンジンが再現されているので、ボンネットの開閉は可能です。
イタレリのみ、ボディと一体ですので、切り離す作業が必要。
形状的に、タミヤが細めで、イタレリは各面Rが強い感じがします。
AMTは上面の凸形状が細い。
ボンネット(俯瞰的に)。
多少は、立体的に見えるかな?
上面の凸形状の様子が見えるかと・・・。
フロントフェンダー。
長い凸形状、長さと幅の比率が結構違っていますね。
AMTは細め、グンゼとハセガワは太め。
フロントフェンダー正面より。
左より、タミヤ、イタレリ、グンゼ、AMT、ハセガワ。
こちらでも、長い凸の太さ違いがわかります。
タミヤはフェンダーの絞込みは少ない。
イタレリは途中太くなって前側にて内側に曲がっています。
グンゼ、AMT、ハセガワは全体的に絞っている感じがします。
フロントの分割。
タミヤ、AMT、ハセガワは一体となっているが、
イタレリとグンゼは上下分割となっている。
その分割部分も、イタレリはグリル開口部から外れた上部で、
グンゼはグリル開口部で上下に分割されている。
フロントグリル。
タミヤはグリルのみで奥はメッシュ部品で賄う。
イタレリはグリルはのみ。
グンゼはグリルと奥のメッシュ板がある。
AMTは枠とメッシュ部分が一体で中央の部分が別。
ハセガワはグリル枠と、メッシュ部分はエッチング部品となる。
ライト部品。
各社、メッキ処理がされている。
ただ、グンゼとハセガワはリフレクター部、奥の部分のノリが甘い。
と、言うかゼンゼンに近い。<このキットのみかも知れませんが。
ライトレンズ。
グンゼは平面的な感じですが、中央にマーク?がある。
ドア。
このクルマの特徴でもある、ガルウィングドア。
イタレリのみボディと一体となっている。
他は一応開閉可能。
開口部の形状も、結構相違がありますね。
その、ドア部分のウィンドウ。
イタレリのみ、ドア開閉がないので、前後左右と一体となっている。
AMTはなんかレンズっぽい形状となっている。
ハセガワは窓枠のメッキが施されている。
ルーフ後部の通気口。
イタレリのみ開口している。
各社、幅奥行きの比率に相違がありますね。
リヤフェンダー部。
こちらは、イタレリとハセガワが太め。
AMTは細め。
グンゼはボディ形状のせいか途中太くなっていますね。
リアのトランク部分。
AMTのみ、別部品となっている。
イタレリは絞込みのせいか開口部が狭い。
リア部斜視。
フロントと同様にボディ分割がある。
イタレリ、グンゼは下方が分割されている。
バンパー。
各社ともメッキ処理がされている。
イタレリのみ、オーバーライダーが一体となっている。
オーバーライダー。
タミヤ、グンゼ、AMTは別部品となっている。
フロントバンパーの端の部分形状。
ボディサイドのアウトレット部分。
流石に、縦3本、横2本の基本形状は同じですね。
タミヤ、イタレリは横棒は、細いメッキ部品。
グンゼは、細い棒プラス板形状のがある。
AMTは、レリーフ状態。
ハセガワは横棒は”コ”の字の金属線となっており、
両端をボディに差し込む感じになる。
ワイパー。
タミヤは左右の区別があり、イタレリとグンゼは左右の区別なし、
AMTはボディと一体、
ハセガワは左右の区別が無いエッチング部品となっている。