File No.0053

Ferrari
MYTHOS
by PININFARINA

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、レベル、モデラーズ(以下、同)。


ボディ後部。


スケールで比較。
上よりタミヤ、レベル、モデラーズ(以下、同)


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 179.4mm
全幅 : 87.9mm
全高 : 44.4mm
WB : 106.2mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA REVELL MODELER’S
全 長 178mm 179mm 181mm
全 幅 89mm 87.7mm 88.6mm
(W B) 105mm 107mm 105mm
全幅は後部の最大の箇所。
WBはホイールアーチ頂点で測定。


上面。
タミヤが結構幅広目に見えますが、測定上はそんなでも無い?
レベルは前後の差が大き目。
モデラーズは前部の絞りが急。


側面。
モデラーズが少々厚め。
フロントの長さに相違があります。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
タミヤは幅が広い分、ボンネットの幅も大きい。


ヘッドライトカバー。
タミヤは、大きめ。
モデラーズは、プラ板より取説の原寸図より自力で切り出す。


ライトパーツ。
タミヤはクリヤーパーツ、レベルはメッキパーツ、モデラーズはエッチング。
三社三様ですね〜。



フロントウィンドウ。
タミヤとモデラーズはクリヤーパーツで、レベルはスモークになっています。
モデラーズはバキューム成形品となっています。
タミヤのみ前方のワイパー格納部分が別部品となっています。


タミヤワイパーと格納部分。
ワイパーはタミヤのみあります。
格納部分は、裏面のボスを切るか切らないかで高さを調整。
ワイパー稼働時は切らずに使う。<その時ワイパーを使用。
収納時は、ボスを切り、ワイパー部品は使わず。
二者選択です。



サイド上部。
フェンダーの幅、レベルが少々狭いですね。



リヤフェンダー。
レベルはこちらも控えめ。
タミヤは大きいですね〜。



リヤエンジンフード。
エンジン再現で、タミヤ、レベル共に、別部品で開閉が可能。
レベルにヒンジ部品は、別部品となっています。
タミヤのみ、凹み部分の側面が開口されています。



リヤスポイラー基台。
上:タミヤ・モデラーズ。
下:レベル。
レベルのみボディと別部品になっています。


リヤスポイラー本体。
モデラーズ以外は、高さ選択が可能。
タミヤは支柱に部品を入れるか入れないか。
レベルはスポイラー自体が2枚あり、延長支柱と一体の部品がある。

全幅の見た目よりそんなに相違が少ないので、リヤスポの横幅もチェック。
すると、
タミヤは56mm、レベルは61mm、モデラーズは57mmと、
レベルが5mm程度長いコトが判明。
リアフェンダーの張り出しが、他より小振りなのが判りました。



テールエンド。
レベルは後部のパネルも別部品となっている。
プラス「MYTHOS」のモールド付で、その上デカールもある。
タミヤはインレット、モデラーズはデカール。


テールランプ。
タミヤ、レベルはクリヤーパーツ。
モデラーズは塗装で頑張るって感じ。

上面の「Ferrari」の文字。
タミヤはインレット、
レベルはモールドorデカール、
モデラーズはデカール、
と、なっています。





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