File No.0032

NISSAN
SILVIA Spec−R
(S15)

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりフジミ、アオシマ(以下、同)。


ボディ後部。


スケールで比較。
上よりフジミ、アオシマ(以下、同)
フロントのホイールアーチ後端で”45”の目盛りを合わせてみると、
両社の差はほとんどありませんね。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 185.2mm
全幅 : 70.6mm
全高 : 53.5mm
WB : 105.2mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
FUJIMI AOSHIMA
全 長
全 幅 73.6mm 72.5mm
(W B) 74.2mm 73.4mm
全長は共に部品分割が違うため測定不能・・・。
全幅は、リヤフェンダー付近で測定。
WBはホイールアーチ内寸で測定。
アオシマほうが、小ぶり?なんですかね。
でも、共に幅広ですがー。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
フジミの”ウォッシャーノズル”の凸の間隔が若干広めで、
プレスラインは逆に狭い。
ボンネット先端の”S”マークは共に凸モールドされている。


ライト部分。
フジミは全て一体で、アオシマはメッキパーツで別部品。


ヘッドライトのクリヤーパーツ。


フロントバンパー。
アオシマは全て開口されていますね。
また、開口部の大きさも若干大きいです。


フロントバンパー側面。
フジミには凹みのラインがありますが、アオシマには無いです。
実車も凹みラインはあるので、アオシマのが違う。
アオシマの箱絵や取説にもラインはあるので、
金型での加工ミスですかねー。
放電マスターとかの加工漏れなんでしょうね。


ドア部。
上下のプレスライン前側の処理方法に相違がありますね。
ドアノブとの関係位置も若干違うし。
また、アオシマの方が窓が大きめですね。


ドアミラー。
アオシマはボディ側の三角状の基台から一体。
フジミのミラー面の形状がなんとも・・・。


リヤフェンダー部。
サイドウィンドウ後端の形状に若干の相違が。
給油口の大きさや、テールランプのラインにも
若干の相違がありますね。


リヤ部。
トランク端面がフジミの方が凹み具合が大きい。
共に、エンブレムとSILVIAマークは凸のモールドがされている。


そのマーク部拡大。
NISSANマーク、
フジミにはかろうじて”NISSAN”も文字があるが、
上下の凹みは無い。
SILVIA文字、アオシマの方が太く、短い。
共にデカール処理でも良いような感じもしますが・・・。


テールランプ。
フジミは透明一色成形。
アオシマは色ごとに分割している。


リヤバンパー。
分割の相違で、なんか全く違う様に見える。


ワイパー部。
フジミは根元とブレード部が直角になっている。






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