File No.0030

FIAT
500

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりタミヤ、グンゼ(以下、同)。
やはり、グンゼのが大きく見えますね。


ボディ後部。
後部ウィンドウの大きさに差があります。


スケールで比較。
上よりタミヤ、グンゼ(以下、同)
スケールで見ると、ホイールベースに大差はなさそうですね。
少々わかりにくいですが、ボディ下部の絞り具合に相違がありますね。

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 123.8mm
全幅 : 55.0mm
全高 : 55.2mm
WB : 76.7mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA GUNZE
全 長 116.4mm 115.9mm
全 幅 53.8mm 57.1mm
(W B) 76.5mm 74.1mm
全長はボディのみの測定なので、換算値と少々異なります。
全長はおよそ同寸なのに、幅に大差がありますね。


で、こーゆーコトになります(笑)。

タミヤのボディがグンゼのボディに覆われてしまいます。


正面。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
中央の凸ラインのさらに上に細いリブの形状がグンゼにはあります。
これは、グレードの差か?


フロントのエンブレム。
タミヤはメッキパーツ+中央部はデカール。
グンゼは中央の形状も凹凸ありますが、メッキ処理はなし。


リヤ部分。
タミヤは別部品で、グンゼは切り取れる様になっています。
ウィンドウ下部の無数のスリットは、グンゼのは開口されていますね。
タミヤは30個で、グンゼは23個。
実車は39個?ぐらいです。
また、グンゼの様に中央の穴は短くなっているいうもタイプもあるようです。


ボディ側面。
下部の絞り込みの差が判りますね。


フロントバンパー
太さに差がありますね。


スモールランプ。
タミヤはクリヤーパーツで、
グンゼはメッキパーツです。


テールランプ。
こちらも同じようになってます。


この車の標準装備のキャンバストップ。
タミヤは開閉時選択式。
グンゼは閉まった状態だけですが、軟質材料でできている。




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