File No.0029

Ferrari
250GTO

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左よりグンゼ、イタレリ、レベル、フジミ(以下、同)。
グンゼとフジミはノーズ下部の部分が一体。
ちなみに、今回から正面の撮り方を変えてみたが、どーでしょう。


ボディ後部。
イタレリのみリヤのパネルが別部品になっている。
グンゼのって、意外と幅がありますね。
逆にイタレリが狭く見えます。


ボディ上面。
新しい試み(笑)。
レベルのだけ、ノーズ先端形状が違いますね。


スケールで比較。
上よりグンゼ、イタレリ、レベル(以下、同)
ドア前側のラインを”75”の目盛りを合わせいます。

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 183.3mm
全幅 : 69.8mm
全高 : 51.9mm
WB : 100mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
GUNZE ITALERI REVELL FUJIMI
全 長 180.5mm 181mm 177.5mm 183mm
全 幅 74.0mm 70.8mm 71.4mm 69.5mm
W B 99mm 100mm 99mm 101mm
WBはホイールアーチ頂点で測定。
グンゼが一番幅広ですねー。
フジミが一番狭い。

さて、ボディ関係の細部を観察。


フロント部。。
全社共に、ボンネットが別部品となっています。
開口部の大きさに差がありますね。


ボンネット。
上図同様に大きさに差がありますね。
中央の膨らみ具合が、特にフジミにが細目です。

測定してみます。
GUNZE ITALERI REVELL FUJIMI
前後方向 41.6mm 44.7mm 43.8mm 44.3mm
左右方向 36.3mm 37.8mm 37.6mm 38mm
と、なってます。
左右方向は2mm弱の差ですが、
前後方向は3mm程度の差がありますね。




ノーズ先端3穴部分。
3穴全体長さが、
グンゼが他のと比べて大きめ。
また、グンゼ以外Ferrariのエンブレム凸がある。
フジミのには、段になっている縁がある。
ふさぐパーツの為?


リヤ部分。
グンゼとフジミのにはドア後部のスリットがない。
リヤウィンドウの大きさも相違があります。


リヤ部 其の弐。
フェンダーの形状が若干異なりますね。
リヤフードの横幅、グンゼが広く、他社は狭い(同じくらい)。
ドア後部の四角の形状も少々の相違。

リヤの写真みるとわかりますが、フジミのみホイールアーチの縁に段差がありません。
段差の大きさで幅が広くなっている感じがします。



フロント部側面。
グンゼとフジミは、サイドのウィンカーが透明パーツとなる。
ホイールアーチの形状に若干の相違。
サイドのスリットがグンゼのみ3本ですが、
確かなにかの仕様では3本らしいです。


ドア形状。
ウィンドウの大きさに相違が見られます。


レベルのみ開閉で別部品となる。


リヤ側面。
後部の長さに相違が見られます。
レベルが短く、イタレリ、フジミが長め。
実測してみると、レベルよりイタレリが3.5mm程度長い。


ノーズ下部。
こちらも3穴全体長さにおいて、フジミが最も長く、レベルが短い。


フェンダーのマーク。
グンゼは大きめ。


フジミは、
「お好きな大きさのを使ってください」
となっている。




次へ(其の弐)



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