File No.0009


Ferrari F430


其の壱、ボディ、外装関係。


正面より。
左よりフジミ、レベル(以下、同)
やはり、両社とも赤成形・・・。
フジミはノーズエンブレムの四角い凸がある。


リヤ部。
レベルのはリヤハッチ部が別部品になっている。
別部品となっているが、レベルのボディの方が重く感じる。
何故か?(以下を参照。)


スケールで比較。
まあ、この辺りはやはり同じ感じ。
上より、フジミ、レベル(以下、同)

実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 188.0mm
全幅 : 80.1mm
全高 : 50.6mm
WB : 108.3mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
FUJIMI Revell
全 長 188mm 188mm
全 幅 80.1mm 80.2mm
W B 108mm 107mm

さて、ボディ関係の細部を観察。


フロントバンパー部。
フジミのは黒い部分を別部品化しているが、レベルは一体になっている。
しかし、フジミは網の部分はふさがっている。
その点、レベルのは開口されているが・・・。


フロントバンパー、サイド部分。
フジミの方は別部品によりスリットを再現されているが、
レベルのは極厚化されている。


ヘッドライト部分。
レベルの方が、細め。


ライトの中身部分。
フジミはライト部分のみですが、
レベルのはライトと下部の網の部分まで一体化している。


サイドシル後部。
フジミはこの部分が別パーツになっているが、
レベルは一体になっており、しかもフロントと同じ様に極厚になっている上、
穴も小さいし形状もちょい変。


給油口部分。
フジミの方にちょっとした凹みがあるが、ヒケではない。
実車にも凹みがある。


ドア後部の吸気口部分。
レベルの方がいい形をしている。
ドアレバーの凹凸もハッキリしている。


リヤ部。
テールランプはフジミのは表面のみの再現で、レベルのは円筒になっているので、凹み量が多い。
バンパーの反射板はフジミのほうが少々太め。
ここも、レベルのは極厚。


リヤエンブレム部。
フジミは開口されていない。跳ね馬マークはデカールとなる。
レベルのは開口されていて跳ね馬マークも再現されている。


リヤハッチ部。
ともに網部分は開口されていない。
レベルのはボディと成形色が異なる・・・・・(^^;

レベルのは網が部品としてはいっているが、すべて網の部分が開口されているわけでは無い。
しかし、開口されていなくてもその大きさに切り取って貼るように取り説では書かれている。
とりあえず、取り説に1/1(当然だろうけど)の形をした絵が載っている。

レベルのボディがフジミより重たく感じるのは、
実際にレベルのはボディ内側において外側に対して平均的な肉厚を取らずに
なるべく凹凸を減らすようにしてあります。
ボディ成形後、金型よりの離型を極力スムーズに行われる様にするためかと。



サイドミラー。
このクルマはサイドミラーに「F430」と凹み文字がある。
実車ではドライバー側のみだが、レベルのは両側施されている。
オプション?仕様違いであるのか?不明です。


リヤウィンドウ。
少々判りづらいが、フジミの方は電熱線があるが、レベルのは真っ平ら。


ワイパー。
ドライバー側のだが、レベルの方は少々太め。
形状も両社微妙に違いますね。




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