歴代れびゅ〜File No.002

MAZDA(EUNOS)
ROADSTER

1989年にユーノス・ロードスターの名で発売される。
北米を中心に世界中で絶賛され、欧州のメーカーが同様のロードスターを出すきっかけとなった、
車造りの思想の面で多大な影響を与えた。
2代目以降は、名称をマツダ・ロードスターに変更される。
海外ではMazda MX−5の名称で、北米では2代目まで
2002年に「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として、
ギネスブックの認定を得た。
また、初代は渋滞の多い日本でMT比率が80〜90%と圧倒的に多かった。
2代目は約60%だったが、3代目にはATも6速化し販売数は逆転している。

キットは、初代がタミヤ、2代目がアオシマ、
3代目がフジミより最近発売される。
現在、とりあえず全て現行品らしいですね。
2代目のキットはバリエーション展開も。
3代目のキットはノーマルに続いてMSVが発売。
バリエーション展開が期待しましたが、結局・・・。

で、2015年末にタミヤより4代目のキットが発売される。
海外仕様も選択可能で、ドライバーのフィギュアも付属する。



NA型(1989-1997)
全長4mに満たないコンパクトボディにクラシカルなスタイル、
さらに手軽に開閉出来るソフトトップを採用した。
また、初代は排気量の違いによって大きく二世代に分類される。

まず、1989年から1993年に発売された1600ccエンジンを搭載するNA6CE型と、
1993年以降に発売された1800ccエンジンを搭載するNA8C型である。
NA8C型では、国内外からの1600ccエンジンのパワー不足を指摘する声を反映し、
エンジンを1800ccに容量アップした。
これに伴い、ブレーキやボディの補強が実施された。

この車のデザインには、「日本の伝統」をモチーフにしたものが多く、
そのデザインの良さと機能性の両立を評価され、
ニューヨーク近代美術館の収蔵品に選ばれているとのコト。

全長:3955mm
全幅:1675mm
全高:1235mm
WB:2265mm


スポーツカーシリーズ bW5


NB型(1998-2004)
1998年にモデルチェンジし、2代目となる。
ユーノス店がディーラーの統廃合で吸収閉鎖された為、マツダ・ロードスターの名前での販売となる。
サイズは少し大きくなり、初代のアイデンティティの1つであったリトラクタブルライトは廃されたが、
グラマラスなボディーラインは受け継がれた。
初代では途中で廃止された1600ccのエンジンが復活し、1800ccエンジンモデルと共に販売される。

2000年にマイナーチェンジを行い、
2003年には限定ながらターボ搭載車、ルーフを溶接されたクーペスタイルのモデルも販売された。

全長:3955mm
全幅:1680mm
全高:1235mm
WB:2265mm


ザ・ベストカーシリーズ bR8
1800RS オプション仕様


NC型(2005-2014)
2005年8月発売。
RX-8とプラットフォームを共有化し、
全幅は5ナンバーの最大幅である1700mmを超えて1720mmとなり、
3ナンバーとなった。
エンジンも2000ccとなったが、
軽量化を行い車両重量増加を10kg程度に抑えることに成功する。
ミッションは5MT、6MT、6ATを採用する。

2006年8月より電動格納式ハードトップ搭載モデルも販売される。
開閉速度は約12秒と世界最速。

全長:3995mm
全幅:1720mm
全高:1245mm
WB:2330mm


インチアップ ID87



インチアップ ID101
マツダスピードバージョン


ND型(2015- )
2015年5月発売。
デザインテーマ「魂動(こどう)」
ボディは剛性を確保しながら軽量化を徹底し、
グレードによっては初代と同等な重量まで実現。
エンジンは1.5リッター「SKYACTIV-G 1.5」のみを設定。
フロントミッドシップに搭載し、前後重量配分を50:50に。
FR用6速MT「SKYACTIV-MT」を採用。
AT車は6ATを改良しアイドリングストップ機構、
減速エネルギー回生システムを標準装備。
各種先進安全技術を採用するが自動ブレーキは見送られた。
2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
また、フィアット社ではロードスターをベースに、
エクステリア、エンジンを変えた、
「フィアット 124 スパイダー」が発売される。

全長:3915mm
全幅:1735mm
全高:1235mm
WB:2310mm


スポーツカーシリーズ bR42
(パッケージにはシリーズbフ記載なし)




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