File No.0077

PORSCHE
962C

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左:タミヤ、右:ハセガワ(以下、同)。


ボディ後部。


側面。
上:タミヤ、下:ハセガワ(以下、同)。



上面。



実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 198.7mm
全幅 : 82.9mm
全高 : 45.0mm
WB : 115.4mm



半分合成。
フロント、ウィンドウ等は、比較的同じ感じですが、
ドア後部上面のNACAダクトの位置が結構相違があります。


実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA HASEGAWA
全 長 185mm 182mm
全 幅 82.7mm 81.6mm
(W B) 84.8mm 83.4mm
全長は、ボディのみ(タミヤ、ウィング込みで197mm)。
全幅は、ドア部分で。
WBはホイールアーチ内寸。。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
形状的には殆ど同じ感じです。
照明の反射で、
曲面盛り上がりピーク箇所が若干相違がある程度。


フロントウィンドウ。
タミヤは一体成形となっている。

タミヤのキットで、特徴的なクリヤーパーツの一体成形。
元は、RCキット「タムテック」のと転用したので、ある意味どうしようも無いですね。
中央先端部分にゲート跡あり。


ワイパー。



前方より。
両脇下部のダクトの奥行き。
ウインドウ直下のインテークの支柱の有無。


ヘッドライト(正確にはカバーですね)。
タミヤは一体成形。
上部にゲート跡があります。
さらに、ボディ色が白以外の時、
ライトカバーの下が塗れない。


ライト内部。
タミヤは2灯で、ハセガワは1灯と2灯がある。
ハセガワのこのキットですと、2灯の方を使うが、1灯となる。

最近の再販キットでは、
1灯の部品は無くなっており、2灯のみとなっている。
しかも、2灯の間に三角状仕切りがある。


ライトパーツ。
タミヤはクリヤーパーツが一体成形部分しか無いので、
ライト部品は、黒成形となっている。
ハセガワはクリヤーパーツで2種類ある。



ドアウィンドウ。
タミヤは一体成形で、こちらにも
上部にゲート跡。
ハセガワは丸い穴等がある。


サイドミラー。
形状は長方形と共に似ている。


ドア部分のインテーク。
タミヤは浅めで、スリットがる。
ハセガワは深めとなっている。

タミヤのは元キットとなっている、
RCのバッテリーをこの付近に積んでいるので、
形状のシワ寄せがある。



側面。
分割ラインに若干相違がある。
タミヤには、RCのネジ止めの「サラ穴」がある。
ハセガワは、マフラー開口部付近のスリット形状が無い。
マフラー開口部の向きも相違があります。


ウィンカー。
タミヤは一体で、
ハセガワはクリヤーパーツを内側より取り付け。



上面の「NACAダクト」。
実車で後部の取り外せるカウルの分割ラインに対して、
タミヤは前側、ハセガワは後ろ側となっている。


上面後部の「NACAダクト」。
共に、左右と中央にある。
ハセガワの方は、左右に箱状の凸がある。


後部左右にある、アウトレット。
タミヤは浅めで、ハセガワは深め。
ここら辺もRC由来の影響か?
スリットの形状相違。



リヤ部分。
タミヤは、リヤウィングが一体となっている。
テールランプ関係も一体。
ハセガワはリヤウィングは別部品、
テールランプはクリヤーパーツがる。


リヤウィング。
ハセガワは上下分割となっている。


ハセガワのウィングステー。
2種類入っている。


翼端板。
ボディに対しての位置に相違がありますね。
若干、形状も違ってます。


翼端板に付ける、デカール。
文字の大きさ、白枠の大きさに相違がある。



ポルシェマーク。
まあ、小さいモノですので。


字体も若干はありますが、
似ていますね。


ボディ上面の両サイドに貼るデカール。
タミヤは、ストロボライン状になってますが、
使う「avによっては、ベタ塗りの指示になってます。


ドライバー名。
タミヤでは、W.S.P.C.仕様では、上の2人のを使い、
ドイツスーパーカップ仕様では、
下の1人のを使う(上記のストライプがベタ塗りになる)。

ハセガワでは、基本上の2人のを使う。
下の2人のは「おまけ」?



牽引フック。
タミヤ、フロントはボディと一体、リヤはミッション後部に。
ハセガワは前後共に単独の部品。




次へ(其の弐)



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