File No.0060

MITSUBISHI
PAJERO

其の壱、ボディ関係。


ボディ前部。
左より、タミヤ、アオシマ、フジミ(以下、同)。


ボディ後部。


スケールで比較。
上より、タミヤ、アオシマ、フジミ(以下、同)。


側面。


上面。


実車を24分の1で単純換算すると、
全長 : 193.7mm
全幅 : 74.4mm
全高 : 77.9mm
WB : 113.5mm

実際にキットを測定(数値はおよそです)。
TAMIYA AOSIMA FUJIMI
180mm 179mm  180mm
全 幅 79.5mm 75.8mm 76.0mm
長さは、タミヤキットで測れる箇所を、
アオシマ、フジミ(バンパー分を引いた計算上)で測る。
幅は、フロントフェンダー部分で測る。



TAKOMのボディ。


TAKOMの側面。
まあ、1/35なんで小さいですね。


上面。

さて、ボディ関係の細部を観察。


ボンネット。
タミヤは、エンジン再現の為、別部品となっている(クリアーパーツ)。
アオシマ、フジミは、エンジンレスなので、一体。


ワイパーパネルにある、ベンチレータールーバー?の形状。
タミヤは他より左右の分割が強調されてなく、上下に2つが長めで底面に縦リブとメッシュ状のモールドあり。
アオシマは、4分割が強調されて、深く細め底面にはさらに2分割する縦リブのみ。
フジミは、4分割が強調されて、四角い底には粗めのメッシュ状のモールドあり

TAKOM、四角く4分割されています。


ワイパー。
左上:タミヤ、右上:アオシマ、左下:フジミで、ともにフロントワイパー。
右下:リヤワイパーで、上よりタミヤ、アオシマ、フジミ。
タミヤとフジミは、左右ハンドルが選択可能なので、左右のワイパーがある。
アオシマは右ハンドル用のみ。
しかし、ボディ側は、
タミヤは右ハンドル用の穴がすでにある(左用の穴位置は裏側にある)。
アオシマは、ボディ裏に穴位置がある(穴位置は左右ともに)。
フジミも、ボディ裏に穴位置がある(左右とも)。

TAKOMのワイパー。
左ハンドルなので、左用しかない。


フロント。
タミヤは、グリルとライトのリフレクターまで一体となっている(メッキ処理)。
アオシマはグリルたけ別部品となっている(メッキ処理)。
フジミはそこらへんは一体となっている。
また、クリアーパーツを取り付けるボスアナが開いている。
グリルの格子、横3本、縦(奥)5本はそれぞれにあります。
「V6」文字付き。

TAKOMのフロント。
ロゴ、V6等の文字は無い。


ヘッドライト。
タミヤは丸く、アオシマは角ちょい、
フジミは先の差し込みボスがたっている。


フロントバンパー。
タミヤは、バンパー本体にメッキ部品を付ける様に。
アオシマは、中央のメッキ部品が別部品で、バンパーはボディと一体。
フジミは、すべて一体となっています。



フロントフェンダー部分。
タミヤの張り出しはやや少なめ。上のプレスラインも若干浅めです。
アオシマ、フジミは大きめですね。
上のプレスラインに迫る感じです。



ドア部分(全体)と、ドアノブ(右下)。
タミヤのみ、ドアミラー部分の三角形状がない。
また、ドアの長さが若干長い(と、言っても0.3mm弱だが)。
アオシマのBピラーが若干後方に倒れている。
フジミのみ、ドアミラーの根元部分がボディにある。

TAKOMの側面。
フロントドアが別部品となっている。


ドアミラー。
タミヤは、本体とミラー面別部品で、ともにメッキ処理されている。
アオシマは、本体とミラー面は一体で、メッキ処理されている。
フジミは本体とミラー面は別部品で、メッキ処理なし。

TAKOMのドアミラー。


サイドステップ。
タミヤ、アオシマはメッキ部品となっている。
フジミは、メッキ処理なしで、全体的に細めとなっている。

TAKOMのサイドステップ。



リヤフェンダー。
給油口の蓋形状大きさに若干の相違がある。
フェンダー下部の凹み具合、タミヤは少なく、フジミは大きい。

TAKOMのリヤフェンダー。



後部ハッチ部分。
スペアタイヤの凹み部分、タミヤは四角い凸があり、アオシマはのっぺり、フジミは丸い凸がある。

TAKOM、後部ハッチは別部品となっている。
ハッチ(中央)と、内装(右)。


スペアタイヤ取り付け部分。
タミヤアオシマは、タイヤが5本あるので、取り付け部品がある。
フジミは、タイヤカバーってコトになる。

TAKOMはタイヤカバーとなっている。


リヤランプ。
フジミのみボディ側の凹みに差し込む形となります。

TAKOMのライト関係。
裏面の凹凸が強調されている。


ナンバー部分。
タミヤは角張気味、フジミは丸みがある。
アオシマは、2本ラインが根元まで繋がっている
(見にくいが他は途中で止まっている)。
フジミのみ「MMC」のロゴあり(他はデカール)。


リヤバンパー。
タミヤ、アオシマはメッキ部分が別部品となっている。
バンパー上部の滑り止めはタミヤのみ。
中央のステップ。
タミヤは、バンパーと一体となっている。
アオシマは、部品を介してシャーシ側に取り付ける。
フジミはシャーシと一体になっている。
「PAJERO」の文字、
タミヤはデカール、アオシマはモールド、フジミは共に無し。

TAKOMはシャーシに付いている。


ルーフ。
共に、サンルーフはある。
長さは、タミヤとフジミが同じ程度で、アオシマは1mm強短い。
幅は、フジミが最大で、アオシマは1mm強狭く、
タミヤはさらに1mm強(トータル2mm強)狭い。

上面のプレスライン、タミヤは丸めで後方まで伸びている。
アオシマは角めの太めで、途中で消えている。
フジミも角めだが、アオシマより細め、タミヤ同様に後部まで伸びている。


ウィンドウ。
各社、5面とも一体です。サンルーフ部分の凸がある。
タミヤは上面2カ所に穴、
アオシマは室内灯、サンシェードと再現の為、後部のみ穴。
フジミは特に無い。



マッドガード。
三社とも、裏面は凹んだまま。
タミヤは左右の区別はあるが、前後は共通。
アオシマ、フジミは前後左右と区別がある。


TAKOMの。


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